エジプト文明
「エジプトはナイルの賜物」という言葉が示すように、ナイル川の定期的な氾濫がもたらす肥沃な土地がエジプト文明を育みました。前3000年ごろに統一王国が誕生し、3000年以上にわたる長大な文明が続きました。
ファラオと神権政治
ファラオ(大きな屋敷の意)は神の化身とされ、宗教・政治・軍事の最高権威を一身に担いました。
- ピラミッド:ファラオの巨大な墓。最大はギザのクフ王のピラミッド(前2560年ごろ)
- スフィンクス:ファラオを象徴する獅子身人面像
- 神殿:カルナック神殿・アブシンベル神殿など巨大な石造建築
- 行政組織・測量技術・農業管理が高度に発達
📘 ヒエログリフと象形文字
エジプトで使われたヒエログリフ(神聖文字)は、絵から発展した象形文字。パピルスに記録されたが長らく解読不能だった。
1822年、フランスの学者シャンポリオンがロゼッタ・ストーンを手がかりに解読に成功した。
エジプトで使われたヒエログリフ(神聖文字)は、絵から発展した象形文字。パピルスに記録されたが長らく解読不能だった。
1822年、フランスの学者シャンポリオンがロゼッタ・ストーンを手がかりに解読に成功した。
宗教と来世信仰
エジプト人は強い来世信仰を持ちました。死後の復活を信じて遺体をミイラとして保存し、「死者の書」(死後の世界への案内書)とともに埋葬しました。最高神はラー(太陽神)、死後の世界の神はオシリスです。
練習
- エジプトのファラオはどのような存在とされていたか。
- ヒエログリフの解読に成功したフランス人学者の名前を答えよ。
- エジプト人がミイラを作った理由を説明せよ。