近現代 / アジア・アフリカの独立と現代の課題 1 / 6

アジアの独立

アジアの独立

第二次世界大戦後、アジア各地ではかつて植民地支配されていた国々が次々と独立を果たしました。その先頭に立ったのが、非暴力の精神でイギリスと戦ったインドのガンディーでした。

インド独立とガンディーの非暴力運動

インドは1947年8月15日にイギリスから独立しましたが、それは一夜にして実現したものではありません。その礎を築いたのがマハトマ・ガンディーです。ガンディーは非暴力・不服従(サティヤーグラハ)を原則とし、1930年の塩の行進(英国の塩専売への抵抗で240kmを徒歩行進)など大衆運動を組織しました。ネルーとともにインド国民会議を率い、第二次世界大戦後の英の疲弊を背景に独立を実現。しかし独立と同時にヒンドゥー教徒中心のインドムスリム中心のパキスタンに分離独立し、宗教間の流血衝突(印パ分離)が起こりました。ガンディーは1948年にヒンドゥー過激派に暗殺されます。

📘 アジア独立の主な年表
1945年8月17日:インドネシア独立宣言(スカルノ)→1949年オランダが承認
1946年7月4日:フィリピン独立(米から)
1947年8月15日:インド独立・パキスタン分離独立
1948年8月15日:大韓民国成立/9月9日 朝鮮民主主義人民共和国成立
1949年10月1日:中華人民共和国成立(毛沢東)
1954年:ベトナム独立(ジュネーブ協定)→南北に分断

東南アジアの独立と新国家

東南アジアでは日本の占領(1941-1945)が皮肉にも独立運動を加速させました。インドネシアは日本敗戦翌日の1945年8月17日スカルノが独立を宣言、オランダとの独立戦争(1945-49)ののち1949年に独立を承認させます。ベトナムではホー=チ=ミン率いるベトミン(ベトナム独立同盟会)が1945年に独立宣言、フランスとの第一次インドシナ戦争(1946-54)を経て1954年ジュネーブ協定で独立が認められますが、北緯17度線を境に南北分断となります。これが後のベトナム戦争へとつながります。

練習

  1. 非暴力・不服従の原則でインド独立運動を指導した人物は誰か。
  2. インドが独立した年月日を答えよ。また同時に分離独立した国はどこか。
  3. 1945年8月17日に独立を宣言したインドネシアの初代大統領は誰か。

このレッスンのQ&A

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